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高血圧は等血管をボロボロにして重大なトラブルを招く

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血液は、私たちのからだを構成しているすべての細胞に酸素や栄養分などを運び、帰りに老廃物や二酸化炭素などの不用物を運び出しています。

心臓は、その血液を体のすみずみにまで送るために、収縮して血液を動脈に押し出し、拡張するときに静脈の血液を吸い込む仕事を休みなく繰り返しています。安静にしているときで、1分間に約60~70回の収縮と拡張を繰り返していますが、心臓が1回の収縮で送り出す血液の量は、安静時で約0.1Lです。

心臓から押し出された血液が、血管壁に与えている圧力を血圧といいます。血圧は、自律神経によってコントロールされ、健康状態や姿勢、環境、気温などによって変化しますが、健康な人なら、安静にしているとほぼ一定の幅におさまります。

高血圧と診断されるのは、最大血圧が140mmHg以上、あるいは最小血圧が90mmHg以上の場合で、この状態は一時的にも起こりますが、慢性的につづく場合、高血圧と呼んでいます。

高血圧は血管を傷め、動脈硬化を促進させます。さらに、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、腎梗塞などを引き起こします。では、なぜ高血圧は起こるのでしょうか。

血圧が高くなる原因は、次の2つが考えられます。

①血液が血管の中を通りにくくなったとき

寒さや緊張で血管が縮んだり、血管壁にコレステロールなどが付着して血管が細くなったり、血液がトロトロして血管内を流れにくい状態になると、心臓は血液をからだのすみずみにまで送るために、通常よりも強く収縮して血液を押し出します。そのため、血圧が上がります。

②血液の量がふえたとき

肥満や塩分のとりすぎ、はげしい運動は、心臓から送り出す血液の量を増加させるので、血圧が上昇します。病院で高血圧と診断された患者さんの約95%は、その原因がはっきりしません。このように原因がよくわからないままに血圧が上がる高血圧を本態性高血圧といい、遺伝的体質、肥満や運動不足、アルコールや塩分の過剰摂取などが組み合わさって高血圧を招くと考えられています。残りの5%の高血圧は、腎臓病や心臓病、神経症などが原因で起こるもので、二次性高血圧といいます。  

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